About UV-C

About UV-CUV-Cについて

01 紫外線(UV)とはなにか

太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。可視光線よりも波長の短いものを紫外線(UV)と呼び、波長の長い方からUV-A、UV-B、UV-Cと大別されています。100~290nmの波長をもつものがUV-Cと呼ばれています。 その光は人の目には見えず、直接浴びると生物に有害であることが知られている一方、生活のさまざまな場面に有効利用されています。

さまざまな要素に用いられる紫外線図

02 UV-Cによる殺菌の仕組み

UV-C光は微生物(細菌、ウイルス、バクテリアなど)のDNAとRNAを破壊する能力があり、UV-Cに耐性をもつ微生物は発見されていません*1。その優れた性質を有効利用するためUV-Cは40年以上にわたり研究され、現在では病院や公共施設で安全かつ効果的に使用されています*2。ほとんどのUV-Cソリューションは従来光源を使用しており、UV-C LEDの効率改善は発展途上です。フィリップスブランドのUV-Cランプはピーク波長が253.7nmにありUV-Cの殺菌効果が最大化する265nmの近傍に設計されています。そのため高い殺菌力を誇ります。

  • *1 引用文献『Fluence (UV Dose) Required to Achieve Incremental Log Inactivation of Bacteria, Protozoa, Viruses and Algae』 増訂者:Adel Haji Malayeri, Madjid Mohseni, Bill Cairns, James R. Bolton 前回増訂者:Gabriel Chevrefils (2006),Eric Caron (2006) 査読:Benoit Barbeau, Harold Wright (1999), Karl G. Linden
  • *2 EPA Report, Building Retrofits for Increased Protection Against Airborne Chemical and Biological Releases Pg. 56
ウイルスとUV-Cによる殺菌イメージ

03 新型コロナウイルスに対するUV-C有効性の照明

ボストン大学国立新興感染症研究所は、フィリップスブランドのUV-Cランプが新型コロナウイルスに及ぼす影響を調査。 さまざまな条件やUV-C放射線量でランプの不活化能力を確認し、その有効性を検証しました。
検証の結果、6秒間の積算光量を5mJ//㎠に設定したところ、新型コロナウイルスが99%減少しました。このデータに基づき25秒間の積算光量を22mJ/㎠に設定したところ、 99.9999%減少することが確認されました。

「私たちのテスト結果は、一定線量以上のUV-C放射線が、ウイルスを完全に不活性化したことを示しています。わずか数秒で、ウイルスを検出できなくなりました」--アンソニー・グリフィス博士*3
ボストン大学国立新興感染症研究所
  • *3 査読:Benoit Barbeau, Harold Wright (1999), Karl G. LindenEPA Report, Building Retrofits for Increased Protection Against Airborne Chemical and Biological Releases Pg. 56
    グリフィス博士のチームは、人間に深刻な、または致命的な病気を引き起こす可能性のあるリスクグループ3および4のウイルスに対するワクチンと治療法を開発しています。

UV-C殺菌照明を安全にお使いいただくために

  • 薬品を用いた殺菌手法と同様、UV-Cの使用にあたっては安全に配慮する必要があります。UV-C光は人体やペット、植物などの生き物に有害であり、適切な防護措置が求められます。
  • 皮膚に直接照射すると日焼けのような炎症が引き起こされる恐れがあります。また、直視すると角膜炎のような症状を起こし強い痛みを伴う恐れがあります。いかなるときも人体への使用はしないでください。
  • また、長期間にわたってUV-Cを使用すると、プラスチック素材の変色や塗装剥がれが生じる恐れがあります。
  • 弊社のUV-C機器は、適切なUV-C光設計だけでなく、多重の安全機構を標準装備しており、健康被害リスクの最小化を図っていますが、使用にあたっては「取扱説明書」を必ず読み、目的以外の使用はしないでください。
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