FAQよくある質問
全般について
- UV-Cとは何ですか?
- 紫外線のうち100~290nmの波長をもつものがUV-Cと呼ばれています。波長の長いUV-A、UV-Bとは異なり、UV-Cはオゾン層等で吸収されるため地表には届きません。
- UV-Cはどのように活用されているのですか?
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身の回りのさまざまな場所で、殺菌に用いられています。
- 病院やクリニックの感染症対策
- 水処理施設における上水殺菌、藻の繁殖防止
- 業務用空調設備の内部カビ対策
- 食品工場のパッケージ殺菌
- 飲食店キッチンの殺菌
- 牡蠣のノロウイルス低減
- 美容室のハサミや櫛の殺菌、クリニックのスリッパ殺菌(殺菌庫)
- UV-Cで殺菌ができるのですか?
- はい。UV-Cは微生物(細菌、ウイルス、バクテリア、カビなど)のDNAとRNAにダメージを与える能力があります。UV-Cに耐性を持つ微生物は発見されていません。
UV-Cの殺菌効果は100年以上前に発見され、世界中で広く使われてきました。弊社では、UV-C殺菌の分野で35年以上の実績があります。
- 新型コロナウイルスに効くのですか?
- はい。ボストン大学国立新興感染症研究所は、フィリップスブランドのUV-Cランプが新型コロナウイルスに及ぼす影響を調査し、その有効性を検証しました。
- どのくらい効くのですか?
- 検証の結果、物体表面に付着した新型コロナウイルスに対し、当社UV-Cランプを用いて6秒間の積算光量を5mJ/㎠に設定したところ、ウイルスが99%減少しました。
さらに、25秒間の積算光量を22mJ/㎠に設定したところ、99.9999%減少することが確認されました。
- 危険ではありませんか?
- UV-C光を直接浴びると、人間の目や皮膚に傷害を引き起こす可能性があります。そのため、適切なUV-C光量の設計と、万が一の安全機能に十分配慮された製品を選定し、正しく利用する必要があります。
- UV-Cは空間や表面に残留しますか?
- 光ですので、残留物はありません。
- オゾンは発生しますか?
- いいえ、発生しません。オゾンで細菌やウイルスを不活性化するには、最低でも1ppmという高濃度が必要です。高濃度のオゾンは、咳やめまい、呼吸困難などを引き起こしますのでご注意ください。
また、弊社のフィリップスブランドのUV-Cランプは、オゾンを発生しない波長(254nm)で安心かつ環境にも配慮しています。
UV-C 室内空気殺菌器について
- 特徴を教えてください。
- 本体下部の吸気口から室内の空気を取り込み、内部で殺菌した清浄な空気を本体上部の排気口から排出します。 UV-Cが外部に漏れないので、人が多い場所でも安心して使用できます。コンセントタイプなので設置の手間もかかりません。シンプルな操作パネルで、タイマーでの時間設定や3段階の風速設定も簡単です。
- 使用する部屋の広さと効果の目安を教えてください。
- 10㎥の広さでは、1時間以内に99.9%以上の殺菌効率を発揮し、最大80㎥の広さまで対応します。
- 排気口から青い光が見えます。
- 青い光は可視光(目に見える光)です。人体に有害なレベルのUV-C光は機器外部に出ていませんのでご安心ください。
UV-C 室内空気殺菌器 コンパクトについて
- 特徴を教えてください。
- 吸気口のほこりフィルターで大きな粒子を除去し、強力なUV-Cランプで通過するカビ、バクテリアのほか、あらゆる細菌やウイルスをわずか数秒で99%を効果的に不活性化するため、ご家庭の空気感染予防に最適です。
- 使用時間の目安を教えてください。
- 10㎡未満(約6畳程度):1時間
- 10~16㎡(ベッドルーム):2時間
- 16~25㎡(リビングルーム):4時間
- UV-C使用の安全対策を教えてください。
- UV-C光が外部に漏れない設計のため、人やペット、植物がある状態でも常時使用することができます。また、オゾンを発生しない波長(254nm)で安心かつ環境にも配慮しています。
- 光源(ランプ)の交換はできますか?
- ランプの交換はできません。
UV-C 上層空気殺菌器について
- 特徴を教えてください。
- 天井や壁面に設置し、室内空気の殺菌を行うUV-C殺菌機器です。
空気の自然対流を利用して室内全体をカバーし、電気ファンなどはなくメンテナンスの手間を省ける設計です。
- 使用する部屋の広さと効果の目安を教えてください。
- 天井高2.5m~4.0mにおいて、最大50㎡あたり1台の設置が目安となります。
※部屋の形状や家具の配置により異なります。
- 設置位置や台数が分からないのですが。
- 専門スタッフにてシミュレーションのうえご提案させていただきます。ご安心ください。
UV-C 殺菌用デスクライトについて
- 特徴を教えてください。
- 一般家庭やオフィス、小規模店舗に適したコンセントタイプの卓上UV-C殺菌機器です。UV-Cを直接照射し、床や家具の表面を殺菌します。無人状態で使用する必要があります。
- どのくらいの広さで使用できますか?
- UV-Cの光はライトから半径約3mまで届きます。
使用する広さに応じて照射時間を調整してください。
- 照射時間の目安を教えてください。
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- トイレ等(10㎡未満):15分
- 寝室等(18㎡未満):30分
- リビング等(28㎡未満):45分
- UV-C使用の安全対策を教えてください。
- ご使用の際は必ず部屋から出てドアを閉めてください。
高感度の人感センサーやタイマー、そして音声による操作ガイドなど、使いやすさや安全性に配慮したさまざまな機能が、万が一の健康リスクを最小化します。
- 人感センサーは何メートルまで感知しますか?
- 5mまでです。また反射波や僅かな戸の隙間なども通る為、遮蔽物がある場合でも範囲内では感知をすることがあります。
- 家具やインテリアの色あせは起きますか?
- 詳細なデータは限られておりますが、UV-Cによって色あせが発生します。当社の長年の経験に基づくと、日常的にご使用頂く範囲では有意な色あせは起こりにくいと考えられます。高価な絵画や骨董品は布で保護するなどの措置を推奨いたします。
- ペットや観葉植物に影響しますか?
- ご使用時はペットを部屋から移動させ、UV-C光を浴びないようにしてください。熱帯魚は水槽のガラスやプラスチックによってUV-Cが減衰しますので、影響はないと考えられます。
観葉植物に強いUV-C光が当たると枯れたりすることなどがありますので、布で保護したり、一時的に移動させたりしてください。
- 照射が始まらずに停止してしまいます。
- 人感センサーによる安全機能にて停止していることが考えらえれます。部屋内や遮蔽物の裏など、5m以内に動くものがないことをご確認ください。また、カーテンや観葉植物の揺れ、換気扇、水槽内や窓の外の動きなどについてもご確認ください。近くに電気機器がある場合、停止させてからお試しください。
問題が解決しない場合、弊社サポートデスクまでお問い合わせください。
- 光源(ランプ)の交換はできますか?
- ランプの交換はできません。
UV-C 殺菌トロリーについて
- 特徴を教えてください。
- オフィス、病院、学校、スポーツジム、飲食店などさまざまな業態の施設で使用可能なコンセントタイプのUV-C殺菌機器です。
UV-Cを直接照射し、物の表面を殺菌します。無人状態で使用する必要があります。
- どのくらいの広さで使用できますか?
- UV-Cの光は、アーム1本タイプで最大半径約7.8m、アーム2本タイプで最大半径約11mまで届きます。
使用する広さに応じて照射時間を調整してください。
- 照射時間の目安を教えてください。
- アーム2本タイプで99.9%の殺菌をする場合
- 15分:~48㎡
- 30分:~95㎡
- 60分:~190㎡
- UV-C使用の安全対策を教えてください。
- 無人状態で使用する必要がありますが、高感度の人感センサーやタイマー、リモコンの搭載により、安全に操作できます。
UV-C 殺菌庫について
- 特徴を教えてください。
- 生活雑貨や小物はもちろん、大量の書類や業務用の調理器具、食器など共有する物の殺菌に適した殺菌用収納庫です。
- UV-C使用の安全対策を教えてください。
- UV-Cの光漏れを防ぐ安全センサーを搭載しています。
- 焼けたようなにおいがします。
- 物品の表面に付着した有機物が分解されたことによるにおいと考えられます。
UV-C 殺菌用ボックスについて
- 特徴を教えてください。
- ご家庭の中でお手軽に生活雑貨の殺菌ができるよう、10Lの大容量で身の回りのさまざまな雑貨を一度に殺菌できます。
- UV-C使用の安全対策を教えてください。
- 蓋が開くと自動的にUV-Cランプが消灯する安全停止(フェイルセーフ)機能を搭載しています。
- 「電子機器の使用は故障の原因になる」とありますが、携帯電話は使用できないのですか?
- 「乾燥モード」が故障の原因となります。「殺菌モード」「保管モード」にてご利用ください。
UV-C 殺菌用ケースについて
- 特徴を教えてください。
- 化粧用具、美容雑貨や歯ブラシ、携帯電話など普段の生活で身につけるアクセサリー類の殺菌に適しています。USB-Cジャック搭載で、会社や旅先などへも気軽に持ち運ぶことができます。
- UV-C使用の安全対策を教えてください。
- 蓋が開くと自動的にUV-Cランプが消灯する安全停止(フェイルセーフ)機能を搭載しています。